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裁判員の選定フロー5

ステップ5:裁判の当日:選任手続

裁判員は6人選出されます。事件によっては6人以内の補充裁判員も選出します。

裁判員候補者は、指定された日に裁判所に行きます。

裁判当日のオリエンテーションで、事件の概要、被告人、被害者などについて知らされます。

当日配布される質問票に、辞退事由などがあれば記入します。

さらに、必要に応じ、質問手続室で個別面談します。裁判官3人、検察官、弁護人(弁護士)、書記官立会いのもと、最終的な事情を裁判長が尋ねます(質問手続)。

条件をクリアした候補者の中からくじで裁判員や事件によっては補充裁判員が選ばれます。

選ばれた裁判員と補充裁判員は、裁判官とともにその日から裁判に参加することになります。

選ばれなかった人は帰宅できます。

当日配布される質問票

当日の質問票で尋ねられことは以下の事です。

  1. その事件の「被告または被害者」「被告または被害者の親族、同居人」「被告または被害者の法定代理人、後見監督人」「その事件の証人、鑑定人」など、担当する裁判に関連する事項の有無。
  2. 「自分や近親者が同じような事件の被害にあったことがあるかどうか」「事件に関する情報を報道ですでに知っているかどうか」など、不公平な裁判をするおそれがあるかどうかに関する事項。

個別面談

裁判長が辞退事由について質問します。面談はプライバシー保護のため、非公開で行われます。

  1. より具体的な事情を話すことができ、その事情によっては辞退が認められる場合があります。
  2. また、不公平な裁判をするおそれがないかを確認するための質問もあります。

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